ジョウクリニック院長インタビュー（これから美容医療に挑戦するドクターへ）-【美容医局】美容外科・美容皮膚科の医師求人専門・転職紹介実績№１

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THE INTERVIEW
ジョウクリニック重本譲総院長

Introduce

徳島大学卒業後、大手美容外科に入職。
大手美容外科で院長を歴任した後、2003年にジョウクリニックを開業。
大阪院を始め、西日本エリアを中心に全国で8院展開中。
2020年4月には関東エリアに銀座院を開院。
中国医師免許も持ち、高度な美容医療を提供している総院長に美容医療に進んだきっかけや理念、美容業界に対する想いについて取材しました。

これまでのご経験と美容医療に進んだきっかけを教えてください。

私は大学を卒業してすぐに美容整形の道を選択し、品川美容外科に面接を受けに行ったのですが、医学生の時点で美容クリニックに面接を受けにいった第一号だったようです。
医療は基本的に治らない印象があり、自己免疫力の手助けをしているのが医者だと思っていたので、一番の衝撃は小児科病棟をまわった時に、当時不治の病とされていた白血病の治療をしている子たちを見て心苦しくなってしまったんです。
そういった反動もあり、結果が目に見えて分かり、患者様がその結果に対して喜んでもらえる美容医療に興味が向いたんですよね。
また、年功序列よりも実力社会に身を置きたいと思っていたので、技術で挑戦できる美容医療に魅力と可能性を感じました。
26歳から美容業界に入り、今年で28年、美容医療の歴史と共に歩んできました。

昔と今の美容業界について、どのような違いがあるとお考えですか。

昔は技術を覚えていきたい医師が多かったのですが、今は正直に持つ印象として、安直に簡単に自分が出来る範囲内の施術を行う医師が多くなっている印象ですね。
結局、誰でも出来る技術を広告展開として一番に打ち出しており、特殊な技術やハイクラスな技術が必要な患者さんに対しても簡単でやりやすい施術に誘導し、対応している印象があります。
今はネット社会で情報も溢れているので、昔に比べると患者さんの知識も高く、そういった対応は通用しなくなってきていますね。
だからこそ、当院ではやる気があって、技術をしっかり身に着けていきたいという考えの医師を求めています。

貴院で求める人材とはどういった人でしょうか。

同じことの繰り返しになりますが、やる気があって、技術習得に対して貪欲な方を求めています。お金ばかりを求めている方は必要としていません。
また形成外科に進んでから転職を検討する方も多いかと思うのですが、美容外科と形成外科はやっている事が全く違いますから、一番成長できる若い時期に、いち早く美容の現場に身を置いて技術を学んで欲しいですね。
例えるなら、野球選手のダルビッシュ投手も中学や高校時代に野球をやっていなかったとしたら、今のような活躍はしていないはずですから。

中国医師免許も取得され、アジア全域でご活躍されている重本先生がお考えになる、アジアや世界の美容医療と日本の美容医療を比較した際の優れている点、劣っている点を教えて下さい。

日本は保守的で技術に対して向上心が少ない印象ですね。
韓国の医療はアグレッシブで、どんどん新しい医療にトライしています。
その分失敗もしている印象もあり、その為か少し前には韓国に美容施術を受けにいっていた中国の患者様は現在は日本での施術を希望している傾向にあるので、日本の提供する医療はレベルが高いのだと思います。

貴院が大切にしている想いを教えて下さい。

売上最優先ではなく、しっかりと患者様に向き合って最適な技術を提供することが一番大切であると考えます。
技術をまずしっかり身に着けて、患者様に提供できる選択肢がたくさんある状態でお迎えできるように努めております。
例えば、結婚相談所に相談しにいって2～3人しか相談されなかったら少なく感じますよね（笑）。
こういうオペがあります、こんなやり方もありますという沢山の提案ができる方が患者様からも絶対信頼していただけますから。

開業されるにあたり、一番苦労されたことはなんでしょうか。

一人からのスタートだったので、技術をどう習得していくのかが一番難しかったです。
難しい医療をやっているという情報を得たら自分で連絡を取って教えてもらいに行きました。当時は日本だと専売権がある商材もあり、アメリカまで出向いたこともありました。
新しい商材やレーザーが入るたびにいろいろなところまで出向きましたね。

クリニックの今後の展望を教えて下さい。

少数精鋭で展開していきたいと考えております。
ある程度、技術が全てできる状態から患者様によって技術提案を選択していけるように、引き出しの多い医師を育て上げることが目標です。
自分が出来る範囲の施術から選択するではなく、その患者様に一番適した施術を幅広い視点から提案できることが今後の美容医療において一番大切ですね。

休日の過ごし方について教えて下さい。

本当は昼間からランチでお酒飲んで過ごすのが好きなのですが（笑）、コロナ禍ですので所有しているクルーザーに乗って瀬戸内海を周遊したりしていますね。
あとは車が趣味で、ヴィンテージカーが好きです。
確かに最近の車は快適ですし、非常に乗りやすいですが、ちょっと手間がかかる旧車の方が人間味があって私は好きですね。
マニアックな車が好きなので、これは美容においての私の考えにも通ずるものがあるかもしれないです。

美容を目指す先生や開業を志す先生にアドバイスをお願い致します。

まず技術を覚えていくことに全力を注いでください。
それが患者さんの幸せにつながると思いますし、確かな技術を身に着けていくことでゆくゆくはご自身にとっても必ずプラスになります。
お金儲けのような簡単な技術だけ覚えても小手先なので、患者さんは満足してくれませんよね。
開業するにしてもご自身のオリジナル性を出さないといけないですし、ちゃんとした最高レベルの技術をもっていれば、広告費などたくさんかけなくても患者さんは必ず支持してくれます。

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